2024.12.10
希望を獅子に込めて
今回ご紹介するのは、「獅子舞に使う唐獅子の中と小のお面を掘ったので、その前垂れを作って欲しい」というご依頼です。
中用の前垂れには、赤を使いました。小は、こちらからの提案で、こども達の未来を明るくという思いを込めて、光をイメージした黄色を使いました。
昔から、唐獅子には牡丹ということで、中の柄を決めました。
小は唐獅子のイメージに合わせて柄を選びました。
獅子舞の発祥の地はインドだと言われています。獅子とはライオンのことを意味しており、
インドでは、神秘的な力を持つ神様として崇められていました。
獅子舞は、飢餓や疫病などの厄を払うために行われるようになり、人の頭を嚙むことで邪気を食べるという意味があり、縁起が良いとされています。
特に子どもが噛まれると、無病息災で成長できる・学力向上が期待できると信じられているようです。
縁起の良い獅子舞ですが、獅子舞の唐獅子って、こどもにとって怖いものというイメージがありますよね?
ですので、出来る限り、唐獅子が可愛く華やかに見えるよう努力致しました。
皆様いかがでしょうか?
大変喜んでいただけたようで、素敵なお写真を頂きました。