2021.06.04
似合わなかった着物が、新品をあつらえた様に!
今回ご紹介するK様のように、捨てられないけど着られない着物を持っている方は多いのではないでしょうか。ここでは、色を入れ、柄を描き足すことで着物を再生したお話をしています。ぜひ、ご覧ください。
お直し前のお悩み
今回ご紹介させていただくK様のお悩みはこの2つです。
———-お悩み———-
①お母さまの形見だが、着ると年より老けて見える
➁顔回りの蛍染めがシミや汚れと間違われる
大切な着物だからこそ、手を加えてでも着れるようにしてさしあげたい
おかだやの答え
お母さまの形見ということもあり、最小限の変更で直すことを考えました。
①老けて見える→似合う色を顔回りに入れることで血色よく若見えに!
➁シミに見える染め→元の柄と調和する本物そっくりの蛍の絵を追加!
お悩み解決の方向性が決まると、元絵を会長自らデザインしてお直しします。
お直し後のお写真
顔回りに色を足し、蛍染めに蛍の絵を入れ直したお写真がこちら。
いかがでしょう。もうシミに間違われることはないですね!
顔回りに色を足したことで、同じ着物と分からないほどイメージが変わりました。
蛍の絵は職人が愛を込めて丁寧に書き込こんでいます。見ていて飽きません。
お客様の反応
お直し後に見た際は大変喜んでいただき、「生まれ変わった!」と嬉しいお言葉をいただきました。
生地が擦り切れるほど着ていただければ、と願っております。
お問い合わせ
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