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2024.06.11

筆入れで咲き誇る蕾と紅葉

そろそろ梅雨入りの季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は「思い出のある四つ身をもう一度孫に着せたい」というご相談です。
全体的に古い汚れが多かった為、汚れよりも柄に目が行くように柄を書き加えました。

↓の写真、実は書き入れた柄があるのですが、お気づきでしょうか?

全部はわからなかったよ、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

紅葉や梅の枝、蕾など、元の柄との色の差に気を付けて一つ一つ心を込めて書き入れました。

あれだけ酷かった汚れですが、汚れよりも柄の可愛さに圧倒される素敵なお着物になりました。
着物のプロがトータルで見て全体的にバランス良く柄を入れました!

汚れ隠しの金額:¥29,700(税込み)