2021.03.19
羽織染め替え寸法直しの流れって?
落ちないシミ・黄変には染め替えをご提案
今日は羽織の染め替えと、寸法直しの紹介です。
「クリーニングをして欲しい」「染め替えて欲しい」「どうするのがいいか相談したい」
と、着物を持って来た後どのような流れになるかも合わせて紹介したいと思います!
今回持ってこられたのは白地で、シミ・黄変がたくさんありました。
これは洗っても真っ白には戻らないと診断いたしました。
おかだやからご提案ですが…これは濃い地色に染め替えると生地の変色は目立たなくなりますとお伝えしました。
幸いにも白地なので好きな色に染めやすい!
その上この縫い取りという生地は濃い地色にすると模様のキラキラした輝きがもっと映えて見えます!
キラキラと光る糸が織り込まれたこの羽織の生地の技法を縫い取り(ぬいとり)といいます。
キラキラしているのは金銀糸や漆糸・ラメ糸などです。
昭和30年ごろに流行った物ですね
ご依頼から完成までの流れ
お客様からのご相談・ご依頼からの流れは
相談や仕立て直しや染めのご依頼
↓
今回は汚れがとても多かったので洗い張りをして
反物の状態に戻します。
↓
染めの職人のところに反物を送ります。
↓
染め上がりがおかだやに戻って来ます。
この段階でお客様に染め上がりの色の確認。
ご希望に沿わなかった場合、染め直しや方法をまた検討。
↓
お仕立て。
↓
出来上がり!
おおよそこのようになります!
完成!
色はたくさんの色見本からお客様のお好みのものを選んでいただきました!
染め上がりがこちら寸法も着られるご本人に合わせて仕立て直しました。
短かった羽織もできるだけ長くしてあります。
お問い合わせ
屋 号 :おかだや
所 在 地 : 広島県広島市西区庚午北3丁目3-17
T E L :082-275-0529/FAX:082-275-1852
営業時間:10:00~19:00
定 休 日 :日祝月・お盆・年末年始
県外からのご相談もメールや電話でお受けすることもあります。
最初はラインやメールで着物の写真を見ながらのやりとり、
実物を広島・おかだやに送ってもらってこちらで診断した後にまたお電話で相談、
お直しなど料金見積もりに了承いただいたら、加工に出します。
出来上がりをまた連絡後
料金の振り込みをいただいたらお着物を送らせていただきます。