2018.10.06
何となくさみしいから何か描いてください
「なんかこのままだとさみしいから、おかだやさん、何か描いてくださいません?」
そういって持ってこられた付下がこちらです。
「何がよろしいですか?」「お任せします」
少しですが変色した部分があります。
そこを隠すことも考え、全体のバランスを考え、柄を描き入れました。
笛と笛袋、そして蝶が舞っています。
笛袋を葉の後ろに描くことでさりげなく映ります。
先程の変色の部分は
衿や袖にも蝶を描きました。
「あぁ、よくなりました。良いですねぇ。」と喜んでくださいました。
少し柄を加えるだけで雰囲気を変えることができます。
少し可愛く、少し華やかに、少し派手に。。。
お手持ちのお着物で気になるものがございましたら、遠慮なくご相談ください。