2018.07.27
意味を知るとまた面白い
工房を持つ呉服屋 おかだやの原田です。
娘が外国の方に折り紙を渡すというので、日本らしさをと思い千代紙を選びました。
矢絣、青海波、七宝、色々な柄が入っています。
着物にもよく使われるこのような柄。
実は様々な意味があります。
「矢絣」結婚の際に矢絣の着物を持たせると出戻ってこない(射た矢が戻ってこない為)と言われるようになり、縁起柄とされるようになったそうです。
「青海波」絶え間なく続く穏やかな波のように、未来永劫へと続く幸せと平穏な暮らしが続くようにという願いが込められた縁起の良い柄です。
「麻の葉」麻の葉は虫がつかないことから邪気をはらう力があるとされ魔除けの文様とも言われるそうです。また、まっすぐ丈夫に育つことから「成長」や「子の健康」といった意味もあるそうです。
意味を知るとまた面白いと思います。